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M1 MacbookAirが届いたので軽くレビュー&RailsとNode環境セットアップ

2021-01-31

年末に頼んでいた MacbookAir ちゃんがようやく届いて、少し触ってみたのでレビューしたいと思います。

2010 年に MacbookAir を買ってから、しばらくは MacMini だったので、10 年ぶりのラップトップ。CPU が arm に変わって色々心配だったのですが、拍子抜けするほど問題なく動いていて快適です!

僕(というか会社だけど)が購入したのは MacbookAir の 8 コア CPU 8 コア GPU タイプです。メモリはレビュー見ると 8GB でも十分と言われていますが、後々の事を考えて 16GB に。

あとカスタマイズしたのは英語キーボード(必須)です。

実は心配だったキーボードも問題なく、想像以上に快適に文字がタイプできて最高ですw

Rails と Node 環境を作ってみる 🛠

さて、動画クリエイターや写真現像、ウェブブラウザだけだったら問題なくこれでいけるのですが、僕としてはやっぱり一番大事なのは開発環境が作れるかどうかです。

homebrew の一部が対応していないとか、docker が動かないとか、rosetta2 だと動かなくなるとか色々ウェブ上で見かけるので、なかなか不安だったのですが、実際手元に届いて試してみたら、思ったよりすんなり動いて拍子抜けしています。

基本的なこちらの記事の内容ですんなり行けました。

Mac M1 Big Sur に Ruby / Rails をインストール 2021-01 - Qiita

一応コマンドなどを残しておきます。

$ clang
$ /bin/bash -c "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/HEAD/install.sh)"
$ brew install ruby-build rbenv openssl

いつもの xcode の cli を入れて、homebrew を設定し、ruby-build と rbenv をインストールします。

で、.zshrc を

export PATH="/opt/homebrew/bin:$PATH"
export PATH="$(brew --prefix openssl@1.1)/bin:$PATH"
export RUBY_CONFIGURE_OPTS="--with-openssl-dir=$(brew --prefix openssl@1.1)"
export PKG_CONFIG_PATH="/opt/homebrew/opt/libffi/lib/pkgconfig"
export PATH="$(brew --prefix openssl@1.1)/bin:$PATH"
export PATH="$(brew --prefix postgresql@11)/bin:$PATH"
eval "$(rbenv init -)"

面倒なんで、Postgresql の PATH までどかっと書いておきます。

そしたら、ruby まわりをセットアップし、rdoc などをインストールしない設定を.gemrc に記述し、トラブルになりそうな nokogiri などを最初にインストールしておきます。

$ rbenv install 2.7.2
$ rbenv install 3.0.0
$ touch ~/.gemrc
$ echo -e "install: --no-document" >> ~/.gemrc
$ echo -e "update: --no-document" >> ~/.gemrc
$ gem i bundler
$ gem i nokogiri -- --use-system-libraries
$ gem i solargraph
$ brew install node
$ brew install postgresql@11

これでsource ~/.zshrcすれば、無事 Ruby が使えるようになりました!

node 周りも Nuxt や Webpack、Electron 周りも無事動いています。

App 類もトラブルなくいけるかな?と思いましたが、Hyper(ターミナル)と Thunderbird(メーラー)がうまく動きませんでした。

ターミナルを Hyper から iTerm に帰ってきました 🙌

Hyper はそもそも M1 Mac に未対応。しかし、標準のターミナルって Split もできないし、少し機能不足。なので、代わりのターミナル系 App を探す事に。

しばらくは Terminus というアプリケーションを利用していたのですが、新しくタブを開いたり Split した時に以前いたディレクトリではなく、毎回 Home(正確にいうと自分が指定したデフォルトディレクトリ)になるというバグがあるっぽい?

同じディレクトリで同時に別コマンド使いたいから Split するのに、これは厳しい……。というわけで、他のターミナル App を探していると、Hyper の前に使っていた iTerm ちゃんが M1 Mac に対応しているとの事。

お、前は重かったのと勢いで Hyper に乗り換えちゃったけど、改めて使ってみたなんの不満もなく動いてくれます。

Terminus はコマンド履歴をリストアしてくれるので、そちらが欲しい人は Terminus でもいいかもしれませんね。

Thuderbird が重いので Spark に乗り換え 📮

Thunderbird は Rosetta2 で動いているのですが激重です。なので、個人のメールアドレスに関しては Spark というソフトに移行する事にしました。

ちょうど職場のメールアドレスは GoogleWorkspace に移行するタイミングだったので、メーラーはこれだけで大丈夫かな。

M1 Mac、大満足です 😆

ひとまず 1 週間ですが、本当に拍子抜けするほどトラブルもなく、アプリケーションも開発環境もサクサクきびきび動いて最高です。

自分がやりたい事ができるか調べてみて、できそうなら買っちゃっていいんじゃないでしょうか。

それでは 🤟